時事問題(社会)

一人ひとりを大切にした政治を!
(一人の命を大切に!)

 本来は貰う権利があるはずの生活保護申請が、いろいろな理由をつける役所の手口により、「水際作戦」によって阻止されている。近年、全国で、餓死・孤独死・自殺心中など、悲惨な事件が後を絶たない。

  「北海道姉妹凍死」(2012.6.28)もその一つである。生活苦で苦しむ方達の最後の望みは「生活保護」である。今年1月、札幌市白石区のマンションで40代の姉妹が遺体で見つかった。姉(42歳)は失業中で昨年末病死(脳内出血)しており、妹(42歳)は、姉の死亡した後に凍死したとみられる。料金滞納で電気・ガスも止められ、冷蔵庫の中は空っぽだったとのことだ。

 姉は妹の世話をしながら、体調不良にもかかわらず、3度にわたって白石区役所に給仕を訴えたが、門前払い、最後のたのみである生活保護を受けることはできなかった。

 東京においても昨年このような事件があった。

2019年12月、東京江区北浜の集合住宅で72歳と66歳の兄弟が、痩せ細った遺体で発見された。電気やガスが止められ食べ物もほとんどなく、生活苦の末に死亡した「困窮死」とみられている。

発見された遺体、体重は30キロ台と20キロ台、去年12月24日のクリスマスブに、集合住宅で異臭がすると通報があり、駆け付けた警察官が、2人の遺体を見つけた。料金の滞納で電気やガスが止められていて、電気が通っていない冷蔵庫に入っていたのは里芋だけ、水道も5か月前の去年7月から料金を滞納し、止められる直前だったという。
 厚生労働省によると、平成28年の「国民生活基礎調査」をもとにした推計では、所得が生活保護の基準を下回る世帯のうち生活保護を受けていない世帯はおよそ6割に上ると推計されている。その中には、今回のように深刻な事態に至ってしまうケースも生じているようだ。

 さて日本の生活保護法はどうなっているのだろうか。

基本的な考え方は、憲法25条に基づいている。それによると、まず、「国民には生存権(生きる権利)があり『健康で文化的な最低限度の生活』が保障されるべきと考えられている。更に、国がそのような生活ができるように、社会福祉、社会保障を支援すべきとなっている。」

私たちの、地域社会の中から、このような悲惨な事件を亡くしたいものです。困窮している人達を早い段階で見つけ福祉につなげていくためにも、地域コニュニティーの連携は大切だと思わされます。また、一時的でも、生活保護の支援を受けることで、再度、チャレンジする機会が与えられる方もきっと生まれると思います。全ての人にとって、どんな状況の中からでも、「何度どもチャンスにアクセツできる日本(社会)」を作り上げていきたいと改めて思いました。

社会全体で弱者を守る政治を!