宮崎自慢(じまん)

現在、宮崎市教育委員会から「宮崎市立住吉中学校学校関係者評価委員」として委嘱を受け、住吉中学校、住吉小学校、住吉南小学校の3校の参観日や学校行事に参加・評価する機会を得ていますが、前年度は、コロナの関係で多くの学校行事に参加を見合わせてほしいとの要請がありました。
そのような状況下で、2021年2月18日、住吉小学校の参観日に訪問し、学校4年のクラスの「総合的な学習の時間」で 「宮崎じまん」というクラスを見る機会がありました。

子供達は、まず自分の名前を言い、次に、どのようにして調べたかを発表します。
ここで、驚いたのは、ほぼ全員の子供たちが「タブレットで調べました。、、、」と答えていたことです。
(時代の流れを感じました。ちなみに、図書館で調べた等という子供はいませんでした。(笑))

観光地(青島、鬼の洗濯岩、宮崎神宮、、、)、特産物(宮崎マンゴー、 ピーマン、、、)、子供達が思いのままに発表するのを聞く機会がありました。(感謝!)「郷土教育」を育成し、郷土に対する誇りを培う意味でも大変有意義だと思いました。

さて、私は?と思いましたが、色々ある中で、コロナ禍で世界が困難と対峙する中、平和公園の「平和の塔」(Tower of peace)を挙げたいと思います。シンボルの平和の塔は公園の中央にそびえる石柱で、高さ37m。昭和15年、建設に当たっては、世界中から石が集められと言われています。(この時は、各地におられる宮崎県人会の皆様がご貢献されたとのことです。)
塔に刻まれている言葉、「八紘一宇【秩父宮殿下直筆】」は、「天の下では人は皆平等であり、民族などは関係なく、世界を一つの家族のようにしたい」を意味しています。
建設に当たっては、色々な歴史的背景・解釈があったかもしれませんが、ここに行ったら、まずは、世界平和のために祈りたいと思います。
そして、今一度歴史を正しく見直し、未来の日本を守るためにも、この国を守ってきた先人たちへの畏敬の念を持ちたいと思います。
(日本を日本人以上に愛したと言われる)李登輝氏(元台湾総統)の言葉
「終戦後の日本人が価値観を百八十度変えてしまったことを、私はいつも非常に残念に思っている。若い世代の日本人は、一刻も早く戦後の『自虐的価値観』から解放されなければならない。そのためには、リーダーたる人物が若い人たちにもっと自信を持たせてあげなければならない。日本人はもっと自分たちの歴史と伝統に自信を持ち、日本人としてのアイデンティティーを持つ必要がある。そうして初めて、日本は国際社会における役割を担うことができるはずだ。」